かすまきの世迷言

がんばってかきます。飽きたらやめます。人間だもの。

暑い。熱い。

夏だ!コロナだ!サマージャンボだ!

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され鬱憤のたまったリア充がネズミ国開園に湧き立つ最中、私は寂しさを免罪符に安酒を飲み、年季の入ったぼっち生活を自堕落に過ごしている。このままでは枯れてしまう。私の人生は理不尽にもハズレくじだった。誰も助けてはくれなかったし、今後助けてくれる人が現れるなんて都合の良い期待は現状に至る無念を反芻させて人間不信を招くだけだろう....こんな偏屈な腫物とお近づきになろうとするモノ好きは往々にして同じ境遇にいるか何かしら打算が働いているわけで、プラトニックな期待を膨らませばするほど不満を誘発するというのは想像に難くない。よし、依存先を変えよう

 楽しいことだけを考えよう!

人から好かれる才能のない私が人為に委ねて楽観的な展望を妄想するから無理が出る。お金で実現可能な範疇のものを最大にできればそれがいい。私はこれを宝くじに求めることにした。委ねるならやっぱり神である。発売期間最終日、胸の高鳴りと挙動不審を抑えながら宝くじ売り場に並んだ。

今回のサマージャンボ宝くじ、当然私は当選金の使い道を決めてある。もっと言えば当選から使う日程まで詳細に妄想している。

「私を佐々木希ちゃんの顔面にしてください!」

無理である。だが、美容整形で一度は言ってみたい注文だ。サマージャンボ宝くじはこの医療技術の限界に抗うための金銭面での橋渡しとなる。

飛躍した例えではあったが、まず整形で人間になりたいというのが私の切実な願いである。かわいいは正義だろうがそうでなければ目も当てられない。高額な費用で骨を削り、ボルトの埋まった“かわいい”を目指して宝くじドリームにすがるしかない体たらくを「夢みる少女じゃいられない」なんて皮肉で煙に巻いておくことにする。

祈願成就のお守りを買って、抽選日まで毎日念を送るようにした。蓄積されたぼっち歴が生む本気で当てたいという執念が、充実した生活を送ってみたいという欲求が、有象無象のリア充のそれと比べ私をより当選に近づけているのだと信じて。。。

キモオタ全開の痛々しいこと書いたけどサマージャンボ当たって精神的な余裕ができれば卑屈な心は浄化されて身も心も清廉潔白になるからノーカン....当たってくんないとまじで人生採算合わんから、頼むよ神様.......

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